とても哀しいこと

先週は、月曜日に実家に帰り、木曜日までレッスンなどがありました。

帰った翌日、母が焦った様子で部屋に来るなり、

◯◯さんが倒れたって!

と。

シャンソンの生徒さんです。

お住まいもたまたま近所で、発足当時からのメンバーでした。

お元気だったのに、、また会えると思っていたのに、、。

本当に本当に残念なことに、木曜の朝に哀しいお知らせが来ました。

あまりに急で、びっくりしてしまったと同時に、年末のメールのやり取りが不思議でならない私です。

実は、声が出にくくなったのを気にしていたのもあってか、お辞めになる連絡をいただきました。

でも、他の皆さんには言わないでと。しばらくお休みということでと。

皆さん6月のコンサートに向けて張り切っていますから。

私は、自然に消えます。

よろしくお願いしますね。

と。

今まで本当にお世話になりました。という感謝の連絡と、その時の言葉、、何だか不思議でなりません。

歌の先生とは、今まで歌った曲を通して歌って最後のレッスンをしたそうで、本当に不思議でなりません。

いつもいつも優しくて、控えめで、少女のように可愛らしくて、とても品のある方でした。

木曜日、最後のお別れに行くことができました。

旦那様とも、本当に仲の良いご夫婦で、お二人の記念の写真がいくつもお部屋に飾ってあったり、

共通の趣味が歌だったようで、そういったお話も旦那様から聞くことが出来ました。

クラシックばかりやってきてシャンソン伴奏に不慣れだった私にも、いつも優しく、綺麗に伴奏してくれてありがとう、と言ってくださる方でした。

東京のクラシックのコンサートにも、遠方から来てくださったり、いただきものをしたお礼にと、スワロフスキーのネックレスを作成してプレゼントしたら、大切そうにレッスンの時にもしてきてくださったり、、。

旦那様は、奥様が歌う愛の讃歌がお好きだったようで、二年前のコンサートの映像を流したいと。

昨年の映像と、二年前の映像を急いで編集しました。

一緒に立った舞台、それまでの準備、全てにおいて感謝してもしきれないくらいです。

本当に本当に哀しいけれど、最後のメールにあったように、応援してくださっていたことを忘れずに、音楽も他のことも頑張っていこうと思います。

本当に本当にありがとうございました。

ピアニスト齋藤友香

ピアニスト 齋藤友香のホームページです♪ クラシック、ポップス等、 様々な演奏で活躍中。 2018年より、作曲活動開始。

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